teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

 投稿者
  題名
  内容 入力補助 youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


12月句会お知らせ

 投稿者:珠子  投稿日:2018年11月30日(金)21時46分7秒
  12月 2日(日)  吟行 アンデルセン公園 10時

12月 7日(金)  花林檎俳句会投句締切
          兼題「凩」

12月11日(火)  花林檎俳句会

12月14日(金)  金曜句会投句締切

12月15日(土)  麦船橋句会
          兼題「都鳥」

12月22日(土)  吟行予定
 
 

花林檎句会吟行

 投稿者:こがめ  投稿日:2018年11月27日(火)22時39分35秒
  12月2日(第一日曜日)の吟行について

場所 アンデルセン公園

集合時刻 10:00

集合場所 風車前

参加される方は奥山か村田にご連絡ください。
 

170 回11月金曜句会選句一覧

 投稿者:珠子  投稿日:2018年11月23日(金)17時28分58秒
編集済
  第170回11月金曜句会結果


大変遅くなりました。選句をお届けいたします。今、いつもよりさらに集中力にかけているのでミスがあるかもしれません。お気づきの方はご連絡ください。

麦の全国大会で大分県の竹田市に行ってきました。熊本空港から地震で楼門が崩落した阿蘇神社経由で竹田市へ。ジャンボタクシーで二時間半ぐらいかかったでしょうか。二万本の竹灯籠も紅葉の岡城跡も、水の豊富なナイアガラ?の滝も本当に素晴らしかったですが、何よりも九州のみなさんの温かさに触れた三日間でした。
おまけは、朝5時半ごろでも満天の星が見えたこと!星が大きい大きい。その中にあれはゼッタイ星ではないと思うほど大きく輝く光がひとつ。何かの塔の先の灯かと思ったくらいですが、7時過ぎて確かめた空にその星だけが残っていました。金星だったのです。夜明けの遅い九州の星も楽しみました。
帰りは船橋勢みんなで博多一泊。大宰府天満宮へ。1000年とも1500年ともいわれる樟の大樹数本に励まされて帰宅しました。
来年の大会は日暮里です。


1  秋は夕暮牧水の酒の歌        邦 夫

◎青嵐・雛乃
〇洋子・撫子
評:(雛乃)「枕草子」の引用ですね。牧水の酒の歌「酒ほしさまぎらはすとて庭に出でず庭草をぬくこの庭草を」。先日、葛西臨海公園を歩いていたら、おじさんに「酒、何処で買えるかな?」と尋ねられた。真っ昼間の健全な公園を、酒を求めてとぼとぼ歩くおじさん。人は、いろいろな人生を送っている。秋晴れの空が、どこまでも蒼かった。
評:(青嵐)私の愛する歌人の一人です。音痴の私が慰安旅行などで歌えといわれると唄でなく牧水の短歌を吟じて済ました。その一つに
  白玉の歯に沁みとおる秋の夜は酒は静かに飲むべかりけり
久しぶりに思い出しました。
評:(撫子)きっぱりとした詠みかたがよいです。


2  菊日和無縁仏に野良の猫       和 子

〇登志子・富美子・雛乃・珠子
評:(珠子)中山法華経寺参道とか谷中墓地にも野良猫が悠々と生き抜いています。平凡かもしれませんが、菊日和が静かでいい雰囲気を出しています。
評:(雛乃)そして、あのおじさんは、早晩 無縁仏として葬られるのかも。その墓に、菊の花が咲き乱れていますように。
評:(富美子)麗らかな秋の午後。猫もまったりしているのでしょう。名詞、名詞、名詞でもいいのですが、「無縁仏を猫過ぎる」のように動きがあってもいいかな。
評:(登志子)秋の日差しの当たるお墓に猫が気持ち良さそうに寝ている姿はよく見かけます。最近は犬、猫も丁重に葬られますが この野良猫は無縁仏になる運命でしょうか。


3  七五三紅はみ出しておちょぼ口    洋 子

評:(珠子)七五三のかわいらしい女の子の様子を詠んだ句は数えきれないほどあります。今年もあちこちの神社でついつい声をかけてやりたくなるようなかわいらしい子にたくさん出会いました。私も毎年七五三の作るのですが、どう工夫しても「見たことあるある」の句にしかなりません。共感はしますが、たくさん並ぶ句の中に置くと「損?する句」となります。


4  落葉道過去が段々軽くなる      撫 子

◎弥生
〇青嵐・雛乃・和子
評:(弥生)落ち葉の上を歩くって本当に気持ちが良いですね。過去の嫌なことが小さいものになったのでしょうね。気持よく分かります。
評:(青嵐)詠まれた方が自分の越しかたを振り返って言るのでしょう。同感~~です。
評:(和子)過ぎ去った日々より、これから先が??
評:(雛乃)なんとなく、理解できるようなー。


5  里芋のここがふるさと土の声     雅 子

〇登志子
評:(登志子)里芋や で切るとどうでしょうか。


6  竹林に日照雨の雫秋深む       喜和子

〇珠子
評:(珠子)喜和子さんと一緒に戸定邸行った時に、日照雨らしい見事な日照雨に出会いました。日の照る中に時雨のような雨がさっときて上がる、またしばらくしてさっと来る・上がる…。この景はそれを素直にきれいに詠んでいます。


7  ラクビーの雄叫び落暉暫し止む    青 嵐

評:(珠子)ラグビーの雄叫びに落暉さえしばし止まったということでしょう。止まるはずのない太陽・それもみるみる落ちてゆくはずの落暉が止まったという断定がいいですね。


8  コンサート果て駅頭の赤い羽根    登志子

〇洋子・雛乃・喜和子
評:(喜和子)駅前の景が浮かんできます。コンサートと赤い羽根の募金のミックスが良いと思います。
評:(雛乃)上野の文化会館で演奏を聴き終えて上野に向かうと、駅の方から寄付を求める声がよくきこえます。赤い羽根の募金は最近あまりみませんね。自治会で集めちゃうからでしょうか?


9  白秋忌棘多き垣ね想い出す      青 嵐

評:(邦夫)私の出た小学校に、枳殻(からたち)の生垣があつた。童謡「からたちの花」を聞くと四季折々の枳殻の様子やその傍らで遊んだ時空が目に浮かぶ。「棘多き垣の思い出白秋忌」
白秋忌は、11月2日。棘とともに「まろいまろい金のたま」も思い出す。


10  倒れそうまだまだ回る木の実独楽   喜和子

〇弥生
評:(弥生)どんぐりなんかが回っていたら今にも倒れそうでしょうね。一瞬をよくとらえていますね。


11  大甍紅葉且つ散る寺の町       雅 子

評:(珠子)大甍と紅葉かつ散るだけで言いたいことが完成するので下五には何をもってきてもぴったりはまりません。これはこれで完成形として保存し、偶然の「はまる言葉」との出会いに期待するしかありません。


12  駆け登る野面積の垣蔦紅葉      撫 子

評:(珠子)石を加工してきっちりと積み上げた石垣より、野面積みの石垣には、勝手に城主の温かみを感じたりしていたのですが、足をかけて登ることができて攻められやすいのだとか。私には「駆け登る」がよくわかりませんでした。誰が?蔦紅葉?蔦紅葉だとすると紛らわしい。「駆ける」よりぴったりの言葉があると思います。


13  温め酒検査数値に異常無し      雛 乃

〇青嵐・雅子・弥生・和子・喜和子
評:(喜和子)異常無しで良かったですね。きっと酒を止められていたのが結果が良かったでのいっぱい飲んでいるのかな。私は甘いもんを食べるかな。
評:(和子)よかったですね、オメデトウゴザイマス。温め酒がいいですね。
評:(弥生)良かったですね。安心お気持ちが温め酒に出ていますね。
評:(雅子)誰の句だかわかりそうな。ストレートに気持ちが出ていて言い切っているところがいい。
評:(青嵐)私などもツイツイ飲み過ぎた翌朝は気にしています。家人に言わせれば、気になるならそこまでゆかず止めて帰れば・・・・と。これはもう直らない。今のところ数値には異常無しですが・・・・。


14  朝市の葉付き大根の重さかな     弥 生

◎登志子
○邦夫・青嵐・珠子
評:(登志子)今は一年中売っていますが これからが大根の美味しい季節です。立派な葉がついた大根は持って買えるのが以外と大変なものです。ずっしり重さを感じたのですね。
評:(青嵐)時折白井市の朝市に行く。その朝採ってきた野菜が廉価で手に入るから・・・・。つい先日も葉付き蕪を求めて朝の味噌汁に美味しく頂いた。勿論葉も。集まったご婦人連の姦しい話も楽しい。
評:(邦夫)この頃のスーパーなどでは、葉を落としたり二分三分したりした大根が売られている。葉は、栄養分も多いので面倒がらずに食べたほうがよい。よく太った大根を、葉のところで鷲掴みにして持ち帰る。朝市ならではの光景といえよう。
評:(珠子)シンプルですが、実感がこもっていていいなあと思いました。「大根」はダイコと読みましょう~!


15  今朝の冬サンドイッチの耳を切る   珠 子

◎邦夫
〇雅子・富美子
評:(邦夫)いよいよ冬が来たという、ある緊張感をもつて、季節の折り目をはっきりと意識するのが「今朝の冬」(立冬)である。サンドイッチのパン耳を切り落とすという一見簡単な作業にもちょっとしたコツがあるらしい。そうした季節感と、ちょっと気負って食パンの耳を切る主婦の動作の取り合わせがおもしろい。
評:(雅子)冬に入り身も引き締まる思いをサンドイッチの耳を切るという作業に焦点化した。その発想が面白い。久しくサンドイッチの耳を切ったことはないが綺麗に仕上げるには丁寧に神経をとがらせてやる作業だろう。
評:(富美子)季語の効用を考えると、色々な季語でかわってくる句ですね。心情とぴったりするのはどんな季語でしょうか。


16  介護士の笑顔も介護冬椿       洋 子

◎富美子
〇登志子・和子・喜和子・珠子
評:(登志子)介護には笑顔が絶対に必要でしょうね。
評:(富美子)こういう句の形はよくありますが、内容として優しくていいですね。職業的な笑顔ではいやですが・・・。
評:(和子)大変な仕事。笑顔に勝るものはないですものね。
評:(喜和子)「笑顔・ことば」でほっこりすることがよくあります。「冬椿」の季語がいいなと思います。
評:(珠子)冬椿がきりりと締めて、その裏の諸々の現実を感じさせます。


17  蜜柑剥く佳境に入りしサスペンス   和 子

○邦夫・弥生・撫子
評:(撫子)思わぬ展開に、思わず蜜柑に手が伸びたのでしょう。
評:(弥生)佳境に入ると剥く手も止まるのでは!
評:(邦夫)テレビのサスペンスドラマを観ていて、まさに佳境に入ろうとする時、傍らの蜜柑に手を延ばし、画面に見入りながら皮を剥く。もう一人の自分がその姿を見て、微苦笑しているのだろう。
「入りし」の「し」は、ここで使いたくないので、「佳境に入るサスペンス」というか、「サスペンス佳境に入りて蜜柑剥く」などとするか、「サスペンスドラマ佳境に蜜柑剥く」なども考えられる。
「し」の使い方は十分に考えたい。


18  フェルメールブルーの女冬木立    邦 夫

〇青嵐・雛乃
評:(雛乃)上野で開催していますね。作者は、満たされて冬木立を歩いたことでしょう。
評:(青嵐)随分珍しい画家のなまえが出てきましたね。書いた絵が少ないと聞いています。絵画の好きな亡友が盛んにほめ称え、共に観た風景画のコピーが彼の部屋に飾ってあったのを思い出した。


19  黄落や形見の男物の数珠       珠 子

〇富美子・和子
評:(和子)形見の数珠、お父さんから娘さんにでしょうか、私は母のを形見に貰いました、季語がいいと思いました。
評:(富美子)男物という所が、意味深ですね。どなたの形見でしょうね。


20  メルヘンの中にどっぷり湯冷めかな  弥 生

評:(珠子)メルヘンといっても幅が広いので言葉不足かなと思います。湯冷めするほどどっぷりつかる気持ちへの共感には、もう少し具体的なメルヘンが必要と思いました。


21  パンの屑撒いて鳥呼ぶ一茶の忌    雛 乃

◎雅子・洋子
○邦夫・富美子・撫子・喜和子
評:(洋子)上五中七に一茶を感じます。一茶の忌が良いですね 一茶も晩年こんな生活を信濃で送っていたのでしょう。
評:(邦夫)今日は一茶の忌だと思いながら、パン屑を撒いて寄って来る小鳥たちと親しんでいる。そのとき、心豊かな人もいれば、寂しい人もいるだろう。いずれにせよそんな時人の心は和むのである。「鳥呼ぶ」は、漠然と「鳥」と言ってもよいが、やはり雀とか鳩とか鶏とか言いたいような気がする。また、一茶の忌日は、陰暦11月19日、陽暦にすると今年(2018)は、1月5日(小寒)と12月25日の二回ある。
<近年、陽暦11月19日に一茶忌を修する催しが行われているが、一茶忌は本来、初冬ではなく寒中であることを承知しておくべきであろう。(新日本大歳時記 宮坂静生)>
評:(雅子)冬の気配を感じる昼下がりの池のほとり。最近よく見かける風景である。寂しさと優しさと併せ持った人間性がしみ出る一句である。
評:(富美子)ちょっと、侘しさを感じますが、小動物の好きだった一茶と結びついています。
評:(撫子)日常の中の小さな楽しみ、リズムが良いと思います。
評:(喜和子)季語の取り合わせがいいですね。
評:(珠子)きっちりできていて、〇をと思っていましたが、読むごとに「親しむ感」よりも「寂しい感」が強くなってきました。ここは一茶忌でなければ意味がないのでしょうし、一茶忌を勝手に寂しいとするのもモンダイなのでしょうが、金縛りにあってしまいました。


22  ビーフカレーふつふつ勤労感謝の日  登志子

◎和子・珠子
○邦夫・雅子・洋子・撫子
評:(珠子)「ふつふつ」はフツーだなあとは思いましたが、カレーを煮るという日常の何気ない一コマと勤労感謝の日を取り合わせたのはいいと思いました。明るさとささやかな平和への感謝。そういえば、ビーフカレーもビーフシチューも二・三年作っていません。カレーはチキンが定番。年金暮らしの日々は続きます。
評:(和子)カレーっていつでもいいですね、家族みんなで囲む食卓、昔を思い出します。今日が勤労感謝の日と言うのも、みんなの話題になり話がはずむかも?ないですか。
評:(雅子)日常の一こまを物語るような音「ふつふつ」に想像が広がる。季語の使い方が絶妙。
評:(邦夫)11月23日。もとは新嘗祭として今年の初穂を神に奉り、天皇陛下も召し上がる儀式が宮中で行われていた。現在は、勤労を貴び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあうとする日である。そうした祝日の意義はほとんど意識されていないようだが、祝日(休日)というなんとはなしに心豊かになる日に、ふつふつ、ことこととビーフカレーが煮えているのは、平和で幸せな一日を象徴するような光景である。
評:(撫子)「ふつふつ」が美味しそうです。カレーが食べたくなります。


23  野良猫の定席今日は落葉のみ          富美子

◎喜和子
〇雅子・洋子・弥生
評:(喜和子)野良猫をよくみていますね。きっといつも気にかけているのですね。わたしも作ってみましたが、大雑把でした。
参考になりました。
評:(弥生)猫は暖かな場所をお気に入りにしてますね。今日は曇りだったのかしら。
評:(雅子)ほっこりと秋の景。よく見ます。定席は雰囲気を堅くしている気もする。
評:(洋子)今日はぽかぽか陽気なのでしょう、落ち葉に寝転んでいた跡だけを残して猫はどこへ行ったやら。


24  身を縛るもの減りゆける小六月        富美子

◎撫子
〇登志子
評:(撫子)上手な表現に感心、共感しました。
評:(登志子)身を縛るものとは世間のしがらみでしょうか 日向ぼっこなどしながらホッとしている様子を思い浮かべました。
 

170回11月金曜句会投句一覧

 投稿者:珠子  投稿日:2018年11月12日(月)22時10分14秒
編集済
  2句増えておりますので再度ご確認ください。

立冬を迎えてからが紅葉本番・秋本番ですね。秋の日を楽しみましょう。
選句をお願いいたします。

11月21日(水) 選句締切
◎1 〇4

1  秋は夕暮牧水の酒の歌
2  菊日和無縁仏に野良の猫
3  七五三紅はみ出しておちょぼ口
4  落葉道過去が段々軽くなる
5  里芋のここがふるさと土の声
6  竹林に日照雨の雫秋深む
7  ラクビーの雄叫び落暉暫し止む
8  コンサート果て駅頭の赤い羽根
9  白秋忌棘多き垣ね想い出す
10 倒れそうまだまだ回る木の実独楽
11 大甍紅葉且つ散る寺の町
12 駆け登る野面積の垣蔦紅葉
13 温め酒検査数値に異常無し
14 朝市の葉付き大根の重さかな
15 今朝の冬サンドイッチの耳を切る
16 介護士の笑顔も介護冬椿
17 蜜柑剥く佳境に入りしサスペンス
18 フェルメールブルーの女冬木立
19 黄落や形見の男物の数珠
20 メルヘンの中にどっぷり湯冷めかな
21 パンの屑撒いて鳥呼ぶ一茶の忌
22 ビーフカレーふつふつ勤労感謝の日
23 野良猫の定席今日は落葉のみ
24 身を縛るもの減りゆける小六月

 

11月の句会案内

 投稿者:珠子  投稿日:2018年10月31日(水)20時38分48秒
編集済
  11月 9日(金)  花林檎俳句会投句締切
           兼題「落葉」
          金曜句会投句締切

11月13日(火)  花林檎俳句会

11月17日(土)  船橋句会中止

11月18日(日)~11月20日(火)
          麦・全国大会(大分県竹田市)

11月24日(土)  吟行予定
 

釣り橋  八木さんから

 投稿者:珠子  投稿日:2018年10月26日(金)15時13分22秒
  調べもしないで、8番の弥生さんの句の「釣り橋」は誤記ではないかと書きましたら、
八木さんがきちんと調べてくださいました。
ありがとうございます。
そして、弥生さんごめんなさいね。


吊り橋                          出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
  吊り橋(つりばし)は、橋の形式の一種で、綱などの張力で吊り下げ支える形式のもの。吊橋とも表記される。釣り橋・釣橋とも書くが、この表記は狭義には江戸期以前の古典的な形式に対して用いられる(後述)。

  日本において、かつては釣橋の語が使われていたが[2]、1870年にトーマス・ウォートルスの設計とされる「山里の吊橋」が皇居内道灌堀に架設されて以降、西欧からの近代的な技術の影響を受けたものに対しては吊橋の表記が用いられている[3]。

※ 以上のような観点から、(常用漢字表のこともあり) 私は、「釣橋」の表記を用いたいと思います。
 

169回10月金曜句会選句一覧

 投稿者:珠子  投稿日:2018年10月25日(木)23時25分10秒
編集済
  夜は冷えるようになってきて、月の美しい晩が続いています。
選句をお届けします。
コピー後見直しをしていませんので、誤記がありましたらお知らせください。



1  満員の電車秋思の顔を詰め  撫子

〇雛乃・富美子・和子・雅子
評:(和子)中七から下五の電車ないの様子顔を詰めとは言えて妙なり
評:(雛乃)満員電車の乗客の顔も、夏の顔から秋の顔にかわっていく。
評:(富美子)電車も時間によって、乗客の様子が違いますね。満員ですから、通勤でしょう。みな、生き生きとはしていないのですね。朝なのにお疲れ。10時ごろのおばさんたちは違いますよ。元気元気よくしゃべります。


2  温め酒知らぬふりする夫の耳   洋 子

◎邦夫
〇富美子・弥生・撫子・珠子
評:(邦夫)ふたり暮らしになって久しい。秋の夜長にふと思いついて酒を温め、黙って夫と酌み交わしている。ほろ酔い加減になって、二人で輝いていた頃の思い出話になったが、夫は横を向いて知らぬ振りをしている。夫の、そこだけは老けていない耳を見ながら、溜息をひとつついたのだった。
評:(弥生)思わず微笑む光景。
評:(富美子)奥さまの「そんなにお酒ばかり飲んでいると体に悪いですよ」の声も、聞えないふりをする旦那様。という構図でしょうか?でも、知らぬ振りするのは奥様(作者)として詠んだ方が、すっきりすると思います。
評:(撫子)都合の悪いことはきこえないふり、家庭円満の秘訣でしょう。
評:(珠子)我家でも似たようなことが・・・。


3  風を味方に木犀の強き香よ    登志子

評:(珠子)風を「味方」がぴったりの言葉とは思えないのですが。他の言葉が見つかるはずです。


4  秋晴やジョッキーどれも男前   喜和子

〇撫子
評:(撫子)確かに細身で、勝負に生きるは男はカッコイイ。表現は直接的なのにサラッとしているのは、季語が良いのだと思います。


5  夕霧に湿る貴方からの文     富美子

評:(珠子)ロマンチック!むろん「今」のことでしょうね…。


6  秋晴や十人弱の映画館      和 子

○邦夫
評:(邦夫)最近、映画館に行くことがなくなった。むかし、主に55円三本立てを、年に一度か二度はロードショーを観ることがあったが、いつでも混雑していた。最近は、混雑しているところと閑古鳥が鳴くところとの両極端があるらしい。よく晴れた秋の日中、さほど大きくない映画館に懐かしの名画を観に入って、暗闇に目が慣れた頃に見渡してみたら、観客が十人足らずであったという。張り合いがないという人もいるかもしれないが、それはそれでよいものだと、私は思う。


7  利根滔々童の指に赤蜻蛉     雛 乃

◎喜和子・雅子
〇洋子
評(喜和子)赤とんぼと戯れている景が浮かんできます。


8  釣り橋の軋みほどよく秋澄めり  弥  生

○邦夫・富美子・和子・撫子・青嵐・珠子
評:(青嵐)経験も有り、あの軋みの音は心地好い。 だが若い時であったからであろう。
評:(撫子)吊り橋は頑丈過ぎては面白くありません、軋みが有ってこそのつり橋です。「程よき軋み」と入れ替え「切れ」を作ると、景がもっと広がるように思います。
評:(和子)旅、一番良い時期ですね、吊橋って足がすくむんですが程よい軋みとのこと楽しんで渡れたんでしょうね。この「釣り橋」は場所によるんですか、漢字の使い方がわからない
評:(富美子)表記上、普通は「吊り橋(吊橋)」でしょうか。また、「ほどよき軋み」とした方が、切れがはっきりしますね。吊り橋の嫌いな方も多いようですが、私はこの作者のように、程よい揺れが好きです。まして、澄んだ秋の景色ならなおさら。大分の日本一高い吊橋・・・よかったですね。
評:(邦夫)この句は、「ほどよく」がポイントとなる。恐怖を覚えるほどでなく、吊橋であることを証明する程度の軋みなのだ。「ほどよく」が「秋澄む」に続いているようにも感じられるので、「釣り橋のほどよく軋み秋気澄む」などと「ほどよく」の位置を変えることも考えたい。
評:(珠子)邦夫さんと同じ意見です。小学生になったかならないかのころ、奥羽山脈のど真ん中に住んでいた伯母の家に連れていかれたことがあって。そこにロープで編んだような吊り橋がありました。(それしかありませんでした)吊り橋は初めての私をからかって従妹が揺らすものだからわーわー泣いて動けなかったことを思い出しました。「釣り橋」は誤記でしょうね。


9  白き雲嶺に懸かりて山蘆の忌    青  嵐

◎雛乃
○邦夫・雅子・珠子
評:(雛乃)山蘆忌は飯田蛇笏の忌。先輩方が、よく、「忌日の季語は、ピッタリ嵌まるといい。」とおっしゃっていたが、この句はそれを証明しているにではないだろうか。
評:(邦夫)山蘆の忌は、10月3日、飯田蛇笏の忌日である。甲府盆地を囲む山並みの一つの峰に白雲がかかっている。そんな風景の中で、甲斐の風土に根ざした重厚な作品を残した作家を偲んでいる。
評:(珠子)忌日俳句は田沼文雄と両親以外に作ったことはありませんが。一茶や芭蕉ほど古いとあまりぴんときませんが、蛇笏ともなると響いてきます。青嵐さんは山男なので、蛇笏の忌日を余計に強く感じたのでしょう。


10  秋蝶や墓前の他愛なき話        珠  子

○邦夫・喜和子・和子・弥生
評:(弥生)墓前で墓の中の人とは関係の無い話。秋蝶がさらりとさせてますね。
評:(和子)墓前に秋蝶いいですね、わかります。何時も他愛のない話を独り気のすむまでして満足して帰宅します。18年続いています。
評:(邦夫)先師の墓に詣でた三人娘が他愛のない話をしている。その鼻先を、墓に纏わるように秋の黄蝶が舞っている。平和な風景である。


11  深めゆく千枚田の闇星月夜    雅  子

〇洋子・青嵐
評:(青嵐)千枚田に星月夜、見事ですね。秋の夜の空は空気が澄んでいるので、より素晴らしいですね。


12  病院の庭の四阿小鳥来る        邦  夫

〇弥生
評:(珠子)新宿と船橋。一か月入院していた病室の窓からの景をいろいろ思い出します。あれから一年以上たちました。


13  優先席妊婦に譲り体育日        洋 子

評:(珠子)「体育の日」とすべきでしょうね。体育の日との取り合わせもいいなとは思いましたが。


14  狛犬の光る目玉に秋の雨     喜和子

評:(珠子)これはガラス玉の目の狛犬かもしれませんが、雅叙園のエレベーターは豪華な螺鈿細工。獅子の目も螺鈿だった気がします。それを思い出しました。「に」を使わないで仕上げるほうが景が広がると思いますが。


15  台風のあとの明るさ猫走る    登志子

◎富美子・珠子
○邦夫・雛乃
評:(富美子)颱風一過。気持ちの好い状況がよくわかります。困った時の「猫走る」的な下五でした。
評:(雛乃)台風一過のからっとした明るさ。その中に猫を走らせる、作者の感性の素晴らしさに拍手。
評:(邦夫)台風が過ぎ去った後には、スカッと晴れた日になることが多かった。暴風雨に備えて打ち付けた筋交いの板を外し、窓硝子に張り付いた木の葉を取り払う作業も鼻歌交じりであった。掲句は、台風一過のそんな朝、路地を走る猫にも声をかけたくなるような気分でいるようだ。「明るさ」を「青空」などと直接的に言うのもいいと思う。近年、台風の過ぎた後、必ずしも快晴とはならないような気がしている。
評:(珠子)台風一過の明るさが詠まれていて心地よい。この頃は台風の後のフェーン現象の暑さ・けだるさがたまりません。


16  満月やアフリカ象が牙を研ぐ   撫 子

◎弥生
○邦夫・雛乃・青嵐・珠子
評:(弥生)満月というとロマンチックを想像させるが、像が牙研ぐとは、なんとも野生の世界は違うのだ。
評:(雛乃)満月から、アフリカ象へイメージを広げたのが面白い。
評:(青嵐)掲句を読んで坪内稔典の河馬の句を思い出した。稔典さんの面白い句「三月の甘納豆のうふふふふ」如何ですか?
評:(邦夫)象は本来、昼間に餌探しと移動を行い、夜の暗闇に紛れて眠るとされているので、掲句は、最初、作者のイメージの所産として鑑賞した。中天の満月の下、黙々と牙を研いでいる象の姿は、鬼気迫るものを感じる。しかし、念のため調べてみると、近年、アフリカ象は、象牙の密猟者から逃れるために、夜間に移動し、日中は身を潜めていることを学習しているとの研究結果が発表されたという。絶滅の危機に瀕する象の必死に生き抜こうとする姿となれば、また少し見方も変わってくるというものだ。
評:(珠子)生態的に読むこともできるでしょうが、私にとってはメルヘンの世界です。格調高い句も・軽く明るい句も、そして、こういうメルヘンっぽい句も、いろいろ作ってみたいものだと思います。俳句は創作ですから。


17  雑事捨て女ばかりの温め酒    和 子

◎撫子
〇洋子
評:(撫子)「捨て」が現代的、用事を済ませてからでは間に合いません。


18  朝ぼらけ縄張りを張る鵯の声   珠 子

評:(珠子)連日、朝早くから鵯がうるさいもんで…。


19  踊りの輪澄まして入り手と足を  青 嵐

〇喜和子
評:(喜和子)踊の輪に入れる雰囲気がいいですね。


20  えのころや遠くに浅間見え隠れ  弥 生

〇和子
評:(和子)えのころが季語になるのでしょうか、教えてください。
評:(珠子)えのころとは別名、えのころ草・えのこ草・猫じゃらし・・・秋の季語です。


21  漁りの網打つ背秋夕焼      雛 乃

◎青嵐
〇洋子・弥生
評:(青嵐)「すなどり&そびら」と雅語を遣っての掲句良いですね。季語の「秋夕焼」も素敵、夏と違ってその美しさに感動。


22  たぐり寄す昭和の尻尾零余子飯  富美子

◎洋子・和子
〇喜和子・撫子・青嵐・雅子
評:(和子)「たぐり寄す昭和」にぐーときました、零余子飯の季語がぴったりです。
評:(撫子)平成生まれの子に「零余子」を説明しても解らないかもしれません。手繰り寄せる程、昭和は遠くなっていますね。
評:(青嵐)昭和の尻尾の中七が面白い。


23  直会の祝詞高らか鳥渡る     邦 夫

〇喜和子・雅子
評:(珠子)神事の直会なのでしょうか。祝詞と直会の関係がよくわかりません。葬式での直会は経験しますが。格調高いのですがこちらに経験がないときちんと読み取ることができません。


24  葡萄熟れ声伸びやかにミサの歌  雅 子

〇雛乃
評:(雛乃)教会堂の庭だろうか塀にだろうか、蒲萄が実り熟れている。その豊潤を喜ぶように礼拝堂からミサがながれてくる。美しい景だと思う。

 

169回10月金曜句会投句一覧

 投稿者:珠子  投稿日:2018年10月16日(火)10時36分36秒
編集済
  お待たせいたしました。選句をお願いいたします。

10月23日(火)選句締切
◎1 〇4

1  満員の電車秋思の顔を詰め
2  温め酒知らぬふりする夫の耳
3  風を味方に木犀の強き香よ
4  秋晴やジョッキーどれも男前
5  夕霧に湿る貴方からの文
6  秋晴や十人弱の映画館
7  利根滔々童の指に赤蜻蛉
8  釣り橋の軋みほどよく秋澄めり
9  白き雲嶺に懸かりて山蘆の忌
10 秋蝶や墓前の他愛なき話
11 深めゆく千枚田の闇星月夜
12 病院の庭の四阿小鳥来る
13 優先席妊婦に譲り体育日
14 狛犬の光る目玉に秋の雨
15 台風のあとの明るさ猫走る
16 満月やアフリカ象が牙を研ぐ
17 雑事捨て女ばかりの温め酒
18 朝ぼらけ縄張りを張る鵯の声
19 踊りの輪澄まして入り手と足を
20 えのころや遠くに浅間見え隠れ
21 漁り(すなどり)の網打つ背(そびら)秋夕焼
22 たぐり寄す昭和の尻尾零余子飯
23 直会の祝詞高らか鳥渡る
24 葡萄熟れ声伸びやかにミサの歌
 

花林檎句会吟行

 投稿者:こがめ  投稿日:2018年10月 3日(水)19時44分10秒
  10月7日 (第一日曜日)

場所 雅叙園

集合場所 船橋駅 さんちゃんの像

集合時刻  9:45

参加される方は奥山か村田にご連絡ください。
 

10月句会案内

 投稿者:珠子  投稿日:2018年10月 1日(月)20時46分48秒
  10月 5日(金)  花林檎俳句会投句締切
          兼題「夜長」
10月 7日(日)  吟行 雅叙園
10月 9日(火)  花林檎俳句会
10月12日(金)  金曜句会投句締切
10月20日(土)  麦船橋句会
10月27日(土)  吟行・場所未定
 

レンタル掲示板
/60