teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

 投稿者
  題名
  内容 入力補助 youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


164回5月金曜句会選句一覧

 投稿者:珠子  投稿日:2018年 5月23日(水)21時00分53秒
編集済
  思いがけない病気・介護・断捨離・・・問題山積ですが、ゆっくりゆっくり進むしかありません。
焦るとコケます。
自分ファースト!でこの夏を乗り切りましょう。
しばし、選句をお楽しみください。


1  緑風や散策コースの小さき池    撫子

評:(珠子)池の描写が具体的ではないのでイメージしにくいです。
評:(邦夫)季語は、即座に連想を呼び、イメージを喚起するものでありたい。


2  雑貨屋に吊るされる物多き夏   富美子

〇弥生
評:(弥生)夏になると吊るされる物が多くなるのかは分からないが開けっぴろげになった店は何となくいろいろと多く感じるのかむしれない。
評:(邦夫)近頃の雑貨屋にはどんなものが下がっているのかなあ。吊されているものの一つを言ってもよいと思うのだが。


3  宿坊の朝の御勤め明易し    登志子

〇撫子・雅子・和子・珠子
評:(雅子)宿坊の修行の厳しさを想像しつつもその季節の爽やかな朝を感じる。
評:(撫子)宿坊に泊まったことはありませんが、張り詰めた空気寒が伝わって来ます。
評:(珠子)何時ごろからの御勤めなのでしょうか。厳しい修行なのでしょう。実家の菩提寺には、3人の息子が居て三男がやっと跡継ぎを決心したそうです。
評:(邦夫)「御勤め」は、俳句っぽくない。「勤行」ではいけないだろうか。


4  母の日や優しき味にまぜご飯    雅子

評:(珠子)「優しい味」を他の言葉で表せないかなあと思います。何か味の決め手があるはずです。
評:(邦夫)「優しい味に」は「優しき味の」と言うか、「優しい」は説明的である。


5  七色の風に変われる石鹸玉    喜和子

〇雅子
評:(雅子)爽やかな風の季節をうたっている。
評:(邦夫)「変われる」が未消化な表現。


6  完成図張られ未完のダムの夏    洋子

◎登志子・撫子・富美子・珠子
〇喜和子・和子・邦夫
評:(富美子)今やりかけの八ツ場ダムあたりでしょうか。何年もあっちに決まりこっちに変更と大変でした。良いのか悪いのかはこれから何十年先に結果がでるでしょうね。政治に動かされる村の行く末。完成図ももう古びているのでは?
評:(撫子)八ッ場ダムでしょうか?今現在しか見られない光景を、目に焼き付けて来たことでしょう。
評:(登志子)近年ダム建設の話は余り聞きません。草津温泉の手前の八ッ場ダムも大分もめていましたが結局建設再開されました。巨大なダムの完成図に見とれているのでしょう。
評:(珠子)モノだけで詠む強さとゆるぎなさ。モノだけなのに風景とともに作者の気持ちまで伝わってきます。
評:(邦夫)「○○の夏」という言い方は好きなのだが、この場合は少し窮屈なので、たとえば、上五に夏の到来を表す爽やかな季語を置いて。以下「未完のダムの完成図」などと言えないだろうか。「張られ」は、景を詳しく言っているようで、かえって場所のイメージを不明瞭にしている。これは言わずに読者の想像に委せてよいと思う。


7  母の日や音沙汰無しの子がひとり    和子

◎弥生
〇登志子・撫子
評:(弥生)母の日に子供からプレゼントがくる中何の音沙汰の無い子一人。親としては子の安否が気になるでしょうね。
評:(撫子)「元気でいてくれれば」と思いながらもメール一通でも届かないかな、と思うのが母心です。
評:(登志子)何人か子供がいればそのような事もあるでしょう。忙しさにうっかり忘れたか 特に男の子は照れくささもあって「お母さん有難う」と言えないのかもしれません。
評:(邦夫)わが家にも似たような子がひとりいる。母の日といい、父の日といい、今更祝ってほしいとは思わないが、そんな機会に子どものことを思って心配するもののようだ。


8  赤薔薇身を乗り出して車椅子    雛乃

〇雅子・喜和子・洋子・弥生
評:(弥生)先日街を散策した時に、店の前に丹精込めた薔薇が咲いてるのが目に留まり思わず見入ってしまいました。身を乗り出すがよく分かります。
評:(洋子)身を乗り出すの表現でバラの美しさ香りを感じます。素直な句と思います。
評:(雅子)大賑わいの薔薇園にもいくつもこのような場面に出くわします。庭からこぼれる薔薇の香りに通りから身を乗り出すように楽しんでいる人たちがいる。車椅子という下五に喜びが凝縮されている。
評:(邦夫)中七・下五のフレーズはよいと思うが、「赤薔薇」(「あかそうび」と読ませるのだろうが)が詩的とは言えないような気がする。


9  薫風や弥勒菩薩の頬ゆるみ    弥生

〇洋子
評:(洋子)菩薩の頬笑みが薫風の季語に良いなと思いました。
評:(邦夫)薫風と仏像の表情は、定石のように似合っているが、「頬ゆるみ」はほかの表現を考えたい。


10 海月裏返る陽気な観覧車    邦夫

評:(珠子)海月の動きは確かに観覧車にも思えます。陽気かどうかは…。


11 里帰りして産み月の白日傘    珠子

◎洋子・雛乃
〇撫子・弥生・邦夫
評:(雛乃) 身籠った女性の神秘さ清らかさを、この句に感じました。「産み月の白日傘」のフレーズからでしょうか?
評:(洋子)とても幸せを感じます
評:(撫子)小さい頃から知っている人なのでしょうか。「あの子がママになるんだ」と微笑ましく思っているのでしょう。「白日傘」が効いています。
評:(弥生)里帰り出産は日本独特らしい。生み月と白日傘がとても良く合っていると思います。
評:(邦夫)わが家でも出産の度に里帰りした子がいたが、特に最初の時には何やら眩しいものを感じたことであった。


12 草笛で風呼ぶ少年瞳閉じ   登志子

〇喜和子・富美子
評:(富美子)本当に上手な草笛は未だ聴いたことありませんが、まるで、ドラマの一場面のような景ですね。誰をこの役にしようかな。すだまさきくん?がいいかな
評:(邦夫)上五・中七は好きなフレーズだが、座五「瞳閉じ」は、違和感を感じる。比喩的な表現としては必ずしも誤りとは言えないかもしれないが、描写としては抵抗を感じる。


13 管に繋ぐ命の細さ揚羽蝶    富美子

◎雅子・和子
〇登志子・洋子・珠子
評:(雅子)様々の管に繋がれ頼りなげな自分には、揚羽蝶はとてつもなく大きな存在。ふわりと現れた揚羽蝶に気持ちが解き放され安心、あこがれの象徴に…季語がぴったり当てはまる。
評:(登志子)延命治療は身近な問題です。揚羽蝶がお迎えに来たのでしょうか。
評:(珠子)怪我入院の前半は、救急病棟でしたので、管に繋がれた方と一緒の部屋でしたし、廊下からもそういう方がたくさん見えました。あの管一本抜けても命が危ないのだろうとシンとした気持ちになりました。揚羽蝶の繊細さと合っています。
評:(邦夫)「管」は、「かん」と読むか、「くだ」と読むか、たぶん後者だろう。私も最近いろいろな管を繋がれたが、「管に」が少し違和感がある。また、「命の細さ」は、自分にしろ他人にしろ危うさや不安を感じているのかと思うが、そんな時にこそ命というものの強さを感じていたい。


14 十薬や物捨てられぬ母の性     撫子

◎喜和子
〇雛乃・富美子
評:(雛乃) 隣家の独り暮らしのご婦人は、足腰が不自由で片付けができなくなりました。今家は、塵屋敷状態。仕方なく業者に片付けを依頼したところ、なんと300万円請求されたとか。他人事では、ありません。
評:(富美子)蔓延って蔓延って咲くドクダミ。私の家の中にも捨てられないものが蔓延っています。まるでドクダミのように。
評:(邦夫)実感だとは思うが、思い出ととれないこともない。「母の性」として詠むと月並みになる。自らの性とするほうがいくらかよく共感も湧くが、やはり新しい発想とは言えないだろう。


15 夫かともゆったりゆるり黒揚羽     和子

〇撫子・雛乃・珠子
評:(雛乃) 先代の勘三郎が、「おとっさんが死んだあと、楽屋に一匹の蝿が舞い込んできてずーっとついてくるんでさー。ありゃ、先代だねー。」作者の、ご主人様は蝶になって帰ってこられたのですね。
評:(撫子)同じような経験があります。父の墓では白鷺、夫の墓には蝶が、「ゆったりゆるり」がいいです。
評:(珠子)蝶を亡くなった方ではないかと捉えた句は山ほどありますが、そう思うことは誰にもありますし、中七がいいなあと思いました。
評:(邦夫)「夫かとも」になんとも言えぬ情感がある。


16 長い髪束ね少女の夏来る    洋子

◎邦夫
〇雛乃・富美子・珠子
評:(邦夫)「長い髪束ね」に春が去って夏の到来を感じる。豊かな季節感の佳句である。
評:(富美子)いいですねえ。さわやか、せいけつ、さっそう、の3Sです。
評:(雛乃)初夏の爽快な気分が感じられる一句だと思います。
評:(珠子)さわやかな視線が魅力的です。お孫さんのことでしょうか。

17 巣燕や音を消したる救急車    喜和子

〇雛乃・邦夫
評:(雛乃)巣の中の子燕・親燕を、驚かさないようにサイレンの音を消したんのでしょうね。なんと素敵な、心配りのできる消防士さん。お会いしたいです。
評:(邦夫)患者の家が近くなるとサイレンを止める救急車を間々見かけることがある。「巣燕」と「音を消す救急車」とを因果関係などで結ばない方が味わい深くなるような気がする。


18 足湯にてぐーちょきぱーでサクランボ    雅子

〇喜和子
評:(邦夫)「にて」「で」が詩性を損ねているような気がする。


19 氏よりも育ち筍皮を脱ぐ    珠子

〇登志子・雅子・和子・邦夫
評:(雅子)今年も大多喜の筍掘りに行きました。氏より育ち!!市場にも見事に育った筍は山積みにされ、ゆで上がった後の皮をはいだ筍の白さが目にも美味しい。
評:(登志子)竹のように真っ直ぐに育ってほしいものです。
評:(邦夫)取り合わせもよく、句またがりの口誦して快いリズムの佳句である。「氏より育ち」などという前近代的な考え方が現代俳句のテーマになり得るか、と大げさな感想を持ってしまった。


20 錠剤を仕分ける日課夏に入る    邦夫

〇登志子・洋子・雛乃・和子・弥生
評:(雛乃)年を重ねると服薬の数も増えて、飲んだかどうだかわからなくなることがあります。錠剤を仕分けるのも、大事な仕事に。
評:(洋子)仕分けるほど薬が多く成る年令に成って来ましたが、この句からは介護している妻の姿かと感じます。
評:(登志子)年々薬の種類が多くなって仕分けも日課になってしまいました。しっかりと飲まなければいけませんので大事な作業ですね。


21 列なして気儘に泳ぐ鯉のぼり    弥生

評:(珠子)鯉のぼりの説明に終わってしまっているのが残念。
評:(邦夫)「気儘に泳ぐ」は、わかるけれども感じない表現である。擬人法は安易に用いたくない。


22 新緑や社務所の横の濯ぎ物     雛乃

評:(珠子)中七がちょっと説明っぽい。事実だとしても「横」を伝える意味がわかりません。平凡にはなりますが、裏なら多少わかります。
評:(邦夫)新緑と庫裡や社務所の庭や背戸にある干し物とは取り合わせとしてはよいと思う。私も悩ましいところなのだが、詩になるかならぬかの境目はやはり焦点化と表現ということになるのだろうか。
 
 

第164回5月金曜句会投句一覧

 投稿者:珠子  投稿日:2018年 5月15日(火)20時00分37秒
  とんでもない寒さの後の、ドカッと来た暑さ。
今週末は小学校の運動会目白押しですが、雨のマーク。
お天気は本当にどうにもなりません。ご自愛ください。

5月21日(月) 選句締切
 ◎1 〇4


1  緑風や散策コースの小さき池
2  雑貨屋に吊るされる物多き夏
3  宿坊の朝の御勤め明易し
4  母の日や優しき味にまぜご飯
5  七色の風に変われる石鹸玉
6  完成図張られ未完のダムの夏
7  母の日や音沙汰無しの子がひとり
8  赤薔薇身を乗り出して車椅子
9  薫風や弥勒菩薩の頬ゆるみ
10 海月裏返る陽気な観覧車
11 里帰りして産み月の白日傘
12 草笛で風呼ぶ少年瞳閉じ
13 管に繋ぐ命の細さ揚羽蝶
14 十薬や物捨てられぬ母の性
15 夫かともゆったりゆるり黒揚羽
16 長い髪束ね少女の夏来る
17 巣燕や音を消したる救急車
18 足湯にてぐーちょきぱーでサクランボ
19 氏よりも育ち筍皮を脱ぐ
20 錠剤を仕分ける日課夏に入る
21 列なして気儘に泳ぐ鯉のぼり
22 新緑や社務所の横の濯ぎ物
 

5月句会案内

 投稿者:珠子  投稿日:2018年 4月29日(日)15時59分15秒
  5月 4日(金)  花林檎俳句会投句締切
        兼題「蛙」
5月 6日(日)  吟行 花の丘公園E  10:00
5月 8日(火)  花林檎俳句会
5月11日(金)  金曜句会投句締切
5月19日(土)  麦船橋句会
5月26日(土)  吟行予定


爽やかな季節を楽しみましょう。
 

163回選句

 投稿者:珠子  投稿日:2018年 4月25日(水)14時06分41秒
編集済
  今が一番いい季節。近所の桐の花も咲きました。
空地?からこっそり引っこ抜いてきて植えた「白雪芥子」も咲きました。


1  春の泥カーテンそのままの離農   美佐子

◎登志子
評:(登志子)農業を捨てて都会に出てしまった家でしょうか。日本の自給率は35パーセントとか… 寂しい風景です。
評:(邦夫)重いテーマで季語の斡旋もよいと思う。「そのままの」は「そのままに」とどちらがよいか。「離農」は、農業をやめ(て他の職業に転ず)ることで、掲句の場合、「離農の家」とまで言いたいような気もする。


2  飛花落花気儘な風の渦を巻く    洋 子

◎雅子
○邦夫・和子・弥生・珠子・登志子
評:(雅子)今年は季節を踊らせ時に冬のように、時に夏のように桜をもてあそんだ。桜ははらはらと散り渦と化し最後までその存在を示した。
評:(登志子)桜の咲く頃は東風・北風・南風と気儘に吹いている感じがします 美しい桜吹雪を見せてくれる風です。
評:(弥生)気儘に時々強い風。花吹雪にまみれる様子が出てますね。
評:(和子)アッという間の …気ままな風に吹かれて、また来年の楽しみ残し
評:(邦夫)目に見えているのは、何の秩序も法則も無く、気儘な方向へ乱舞する花びらである。目に見えない風がそんなに複雑な吹き方をするとも思えないが、飛花落花の動きから気儘な風が渦を巻くと言いなしたところが巧いと思う。
評:(珠子)推敲の足跡が見えるようです。ちょっといい言葉が浮かんだ時の嬉しさ!


3  花積んで利根上る船水温む     邦 夫

◎雛乃
〇登志子
評:(雛乃) 菜の花を積んで、利根川をゆっくり行く 和船。一幅の日本画を見るように、鑑賞させて頂きました。
評:(登志子)時代劇映画のようですね。


4  陽炎や書きて言葉を留め置く    登志子

◎和子
評:(和子)言いたいことたくさんあるがあえて、書面に残し…季語の陽炎がすごく上手いと思います。


5  春光の百色の紅ビバルディ     雛 乃

〇美佐子・撫子
評:(撫子)春爛漫、今年は特に色々な花が一斉に咲きました。「ビバルディ」と転換させたのが良いと思います。


6  花は葉に紙面に踊る茶番劇     和 子

○邦夫・喜和子・雅子
評:(雅子)世の中何が起ころうと自然は動じることなく季節を巡らせ命を育み成長させる。悲しきかな人の為せる技には番狂わせと茶番が続く。
評:(喜和子)最近の新聞の紙面ですね。「花は葉に」の季語いいですね。早くなんとかしてほしいですね。
評:(邦夫)むかし、「会議は踊る」というオペレッタ映画があったが、現代の日本では会議が虚しく空転し、政治家も茶番を繰り返している。新聞紙上に報道される政局はまさに茶番劇である。「紙面に踊る茶番劇」とはよく言ったものだ。


7  老眼鏡に飛び込んでくる紋白蝶   喜和子

〇弥生
評:(弥生)面白いですね。あまり顔には飛んでこないけれどメガネのガラスに興味を持ったのでしょうか。


8  筆箱の中身新たや桜咲く      弥 生

〇洋子・撫子・雅子
評:(雅子)今年は桜の満開は早く、新学期にはどうだったでしょう。でも、新しい出発の喜びはどんな時も。
評:(撫子)鉛筆の長さが揃い、消しゴムの角が直角、少し緊張して新学期を迎えているのでしょう。
評:(洋子)新しい学年になり筆箱の中見を新たに新学年を頑張るのでしょう
評:(邦夫)わが家の末孫がことし入学した。衣服も学用品も真っ新のものを揃えてもらった。勇んで登校しているが、いつまで今の学習意欲を持続できるだろうか。掲句は、「中身新たや」がやや不自然な感じがする。「中身新たに」「新たな中身」「筆箱に新の鉛筆」など、舌頭に転がして吟味したい。


9  香典という交際費つばくらめ    珠 子

◎邦夫
〇喜和子・雛乃・洋子・美佐子・撫子
評:(邦夫)香典は、死者の霊に供する香に代える金銭である。故人の死を悼み遺族にお悔やみを言う弔問に際しては、香典を持たずに線香一本、果物一顆を供えて心から冥福を祈るだけでもいいのである。しかし、近年、弔問を省略し、友人などに香典を託して済ませる向きが多くなった。返礼品を幾つも提げて戻っていく人を見ると付き合いは大変だなと思うのである。「香典という交際費」は、家計簿や小遣い帳の費目として決して間違えているとは思わないが、儀礼的なものの中に心の籠もっていないものがあることを示唆している句だと思う。
評:(喜和子)香典という交際費とつばくらめの季語の取り合わせがなんでかなと思いつつ、でもいいなとおもいます。
評:(雛乃) 年を重ねると、香典を用意することが多くなります。香典も交際費と思い定めれば、多少の悲しみは癒されるのかもしれません。「つばくらめ」の季語が、いい。
評:(洋子)お供えはご霊前は四十九日以内にご仏前は仏になってからと云う事で四十九日後ときいていますが香典は線香に変わる供えで出る事が多いですね、年年交際費の出費も多く成ります、つばくろめの季語が良いです。
評:(撫子)お祝いを出すことはめっきりと減りこちらが多くなります。季語に救われます。


10  住む気配無き数寄屋門古都の春   撫 子

○邦夫 ・雛乃・和子・珠子
評:(和子)どこに行っても空き家の話、先日からの事件、島に1000軒の空き家ありと聞き驚きです
評:(雛乃) 数寄屋門を構えるのは、お屋敷と呼ばれる建築物。私の、憧れの建築物。でも、最近は、こうした家を手放す方も多いのでしょうね。古都とは、どこでしょう。京都・金沢・角館?
評:(邦夫)われわれの住む地域でも数寄屋門を見かけるが、門を入った中の建物は必ずしも数寄屋建築でないものもある。掲句は、広い敷地の数寄屋門の中に住む気配が無いという。住む人がいないのか、広大な屋敷で住む人の気配が感じられないのか、とにかく門の内に静かで気の遠くなるような時空を感じているのだ。けだるくなるような、古都の爛漫の春である。
評:(珠子)奈良京都吟行の句でしょうか。どんなに立派な家にも住む人が絶えることはあるのですね。身に沁みます。


11  街道の仏にまみえ青き踏む     雅 子

◎美佐子
〇雛乃・弥生・珠子
評:(美佐子)バイパスから旧街道を見下ろすたび、いつかは歩きたいと思います。時期はやはり青き踏む頃がベストかと。
評:(弥生)春ならではの景色が飛び込んできます。
評:(雛乃) 街道を旅していたら、小さな石仏を見つけた。なんと可愛い仏様。
評:(珠子)いつのころからの石仏なのでしょう。どんな人がどんな願いを込めて置いたのでしょう。信仰心の薄い私もつい手を合わせてしまいそうです。


12  浚渫の光飛び散る春の河      登志子

◎喜和子・珠子
○邦夫
評:(喜和子)「光る飛び散る」の表現が機械の動きと河の大きさを感じます。水が飛び散り、光が反射して「光が飛び散る」ように見えたのですね。天気がよい一日だったのだろう。
評:(珠子)春らしい明るい躍動感がいいですね。邦夫さんの「春の河」と「河の春」の違いをしっかりつかんでいただきたいと思います。
評:(邦夫)だいぶ昔に、江戸川で浚渫船を見たことがあり、しばらく観察した。「春の河」に相応しい景と思うが、「河の春」というほうが雰囲気が出そうな気がする。


13  みどりごの瞳孔ぽっかり春の雲   邦 夫

〇雅子
評:(雅子)みどりごのけがれないつぶらな瞳に季語が合っている。


14  天守閣包む桜や風やさし      洋 子

〇和子
評:(和子)桜見ることできましか、今年はみんな早く咲いてしまい、関係者は困っていたと聞きましたが?


15  ふらここや二人で飛びだす小宇宙     弥 生

◎洋子
〇喜和子・美佐子・撫子・珠子
評:(洋子)ぶらんこを勢いよくこいて小宇宙に飛び出す、詩的で素敵です。
評:(喜和子) けっこう高く飛んだのですね。「小宇宙」の表現がいいですね。
評:(撫子)二人で乗っているぶらんこ、「小宇宙」まで言っているところが好きです。
評:(珠子)私にはここで「二人」であることの意味がいまいちわからないのですが、「二人」でなければならなかった訳があるのでしょう。断定が気持ちいい。


16  晩学の書道・句づくり柿若葉    喜和子

〇和子
評:(和子)皆さんの勉強好きには、ただただ驚いています。
評:(邦夫)「書道・句づくり」と二つを言わず、「・・・・書道」「・・・句づくり」のようにどちらか一方にする方がよいと思う。書道、句づくりをほかの言い方にすることも検討したい。


17  風強くあればあるほど蝦夷ツツジ  美佐子

〇雛乃
評:(雛乃) 蝦夷ツツジ。地にへばりつくようにして小さな花を咲かせる、あれですね?そんな植物が、強風に耐えている。健気という表現がぴったり。


18  春の日は永し寝返るたび悪寒    珠 子

◎撫子
〇弥生・登志子
評:(撫子)「日永」で珍しい句材です。春と言えども楽しい日ばかりではないのです。
評:(弥生)ついうたた寝をしてしまい、風の引き始めかな。良く有りますね。
評:(登志子)風邪を引かれたようですね。だんだん熱が高くなってくる気配を感じます。


19  牡丹活け仏壇に言う元気です    和 子

〇喜和子
評:(喜和子) 毎日の日課ですね。牡丹はきっと庭先に咲いていた花かな。「今年もきれいに咲いたよ。わたしも元気だよ」と報告しているのだろう。


20  春風の背中押す日や野辺の径    撫 子

〇洋子


21  山吹や藍の暖簾の名代蕎麦     雛 乃

〇洋子・美佐子・雅子・登志子
評(登志子)山吹の黄色と藍色の対比が綺麗です
評:(雅子)その店はおそらく切れの良いざるが一番メニューなんだろう。そう思えるほどすっきりした句。
評:(邦夫)「藍の暖簾の名代蕎麦」と「名代の蕎麦(屋)の藍暖簾」と何度か読み比べてみて、イメージのふくらみ方を確かめたい。


22  春光やあわ立つ山肌鉄路行く    雅 子

◎弥生
評:(弥生)先週信州に行ってきました。山並みを走る車窓から見る景色は多くの植物がふんだんに溢れ見事でした。この句を見てまた思い出しました。
評:(邦夫)「泡立つ山肌」はもう少し工夫して目に見えるように言いたい。鉄路は、山肌を走っているのか。山肌を見ながら麓を走っているのか。
 

163回4月金曜句会投句一覧

 投稿者:珠子  投稿日:2018年 4月17日(火)10時03分54秒
  お待たせいたしました。選句をお願いいたします。
年々春の荒れ方が激しくなるようで、政治の混乱とともにこの先が気になります。

4月23日(月) 選句締切
  ◎1 〇4

1  春の泥カーテンそのままの離農
2  飛花落花気儘な風の渦を巻く
3  花積んで利根上る船水温む
4  陽炎や書きて言葉を留め置く
5  春光の百色の紅ビバルディ
6  花は葉に紙面に踊る茶番劇
7  老眼鏡に飛び込んでくる紋白蝶
8  筆箱の中身新たや桜咲く
9  香典という交際費つばくらめ
10 住む気配無き数寄屋門古都の春
11 街道の仏にまみえ青き踏む
12 浚渫の光飛び散る春の河
13 みどりごの瞳孔ぽっかり春の雲
14 天守閣包む桜や風やさし
15 ふらここや二人で飛びだす小宇宙
16 晩学の書道・句づくり柿若葉
17 風強くあればあるほど蝦夷ツツジ
18 春の日は永し寝返るたび悪寒
19 牡丹活け仏壇に言う元気です
20 春風の背中押す日や野辺の径
21 山吹や藍の暖簾の名代蕎麦
22 春光やあわ立つ山肌鉄路行く
 

4月俳句会案内

 投稿者:珠子  投稿日:2018年 4月 1日(日)16時00分4秒
編集済
  4月 1日(日) 吟行 花の丘公園Bブロック

4月 6日(金) 花林檎俳句会投句締切
               兼題「風光る」

4月13日(金) 金曜句会投句締切

4月21日(土) 麦船橋句会
        兼題「朧」

4月28日(土) 吟行予定・場所未定
     
 

162回3月金曜句会選句

 投稿者:珠子  投稿日:2018年 3月21日(水)20時56分59秒
編集済
  第162回3月金曜句会

花に雪は数年に一遍はあるそうで、珍しくはないようですが。
この気温の変化には体が悲鳴をあげます。

怪我をしてリハビリをしている時は、この筋トレ・ストレッチをずっと続けるぞ!と固く決心したつもりなのですが、喉元過ぎればなんとやら、情けないほど続きませんでした。
穏やかな春・せめて歩くことだけは頑張ろうと思います。


1  参拝の荷物預ける桜餅       登志子

評:(珠子)インパクトが薄い材料かな…。この季語であることがちょっとわかりません。


2  ログインの手順浅利は潮を吐く   雛 乃

◎登志子・洋子・和子
評:(和子)上五にコンピュウターを持ってきて、次に浅利、上手いなと思います。
評:(洋子)ログインの手順と浅利は塩を吐くの対比に◎上手いですね。
評:(登志子)ログインするのにIDとパスワードが必要ですが時々パスワードを忘れて往生するときがあります。そうなると便利なパソコンも面倒なものです。この様な文明の利器と浅利の取り合わせが面白いと思います。
評:(邦夫)ログインの手順はさほど複雑ではないのだが、I.D.やP.W.をしっかりと覚えていないと戸惑うことになる。折からキッチンのシンクに置いた器の中で浅利がしきりに潮を吹いている。取り合わせの面白い句だ。「浅利は」の「は」はどんなものだろう。


3  東風湧いて駅に西口東口      洋 子

◎雅子
○邦夫・青嵐
評:(雅子)温かくなるとあちこちから虫も花も風も姿を現す。東風湧くという表現が言い当てている。そして、街には人々の活気が満ち行き来している。駅には西口東口というひとことが言い当てている。言葉の使い方に惹かれた。
評:(邦夫)読んで即座に〈しぐるるや駅に西口東口 安住 敦〉を思い出す。郊外の電車かローカル線の駅の跨線橋に立つと、ふわっと東から吹く春の風が柔らかく頬を撫でる。「東風湧いて」が巧い表現だ。西口と東口を出入りする人々の諸相に春になったという気分がよく表れている。安住敦の本歌取りだが、掲句はそれなりの味わいを出して佳句といえる。「○○○○○駅に西口東口」に埋め字をして、駅前を舞台とするちょっとしたドラマを作り出してみるのも一興かと思う。
評:(青嵐)冬の名句で安住 敦の「しぐるゝや駅に西口東口」があり正に本歌取りですが、安住の句には哀調があるが掲句の上語は春の風で何か明るさがあって春らしい句である。


4  啓蟄や重機の崩す瓦礫山      邦 夫

〇雅子・登志子・洋子
評:(登志子)冬眠していた虫が目を覚ましたら地響きを鳴らして重機が動いていたとは驚いた事でしょう。
評:(雅子)啓蟄と瓦礫の対比を使い、新しい命の喜びや祈りを込めている。


5  老幹の紅白の梅競い合う      青 嵐
〇弥生
評:(弥生)桜も梅も老幹でも本当に立派に咲いているのをよく見ます。人間も近ごろは年寄りが元気です。
評:(邦夫)一幅の日本画のような世界である。


6  撫でる子にすり寄る小山羊春の昼  喜和子

〇撫子・青嵐・弥生
評:(弥生)のどかな春の情景が見えてきます。
評:(青嵐)牧歌的でいかにも春らしい状景。ほほえましく良いですね。
評:(撫子)景がよく見え、春らしい明るい雰囲気に惹かれます。
評:(邦夫)いい光景である。同じ五・七・五なのに長く感じるのは、動詞が二つ入っているからだろう。


7  病院へ長きスロープ木の芽張る   撫 子

○邦夫・喜和子・洋子・珠子・雛乃
評:(雛乃) 病を背負って病院へ行くのに、長い坂にうんざり。でも、ふと上を見ると木の芽が膨らんでいる。もう少し頑張らねば。そんなストーリーを描きました。
評:(邦夫)私の通っている病院も、アプローチがだらだら坂になっていて、玄関口にたどり着くまで難儀をさせられる。植え込みの雑木が、緑や萌黄、黄色や紅色など、濃い色や薄い色さまざまに萌え出ているのを見ると、それでもいくらかは苦痛も和らぐようである。
評:(珠子)杖や車椅子の方が増えてスロープは必須となりました。あと数年したら団塊の世代も70代後半に。膨らんでゆく木の芽を見ながらも不安は募ります。


8  朝寝して嘘の言い訳電話口     和 子

評:(珠子)電話の先の方は何も気にしていないのでしょうが、正直者はついつい慌てます。「寝坊して嘘の言い訳+季語」の方が軽くていいかもしれません。全部しっかりわかるように言うとつまらなくなります。


9  やわらかに水絡め行く春の鴨    雅 子

〇登志子・撫子・弥生・雛乃
評:(雛乃) 先日のアンデルセン公園の吟行の風景でしょうか。
評:(弥生)春の穏やかな情景。眠くなるような感じ。良いですね。
評:(撫子)同じ鴨でも冬とは違って見えるのでしょう。「水絡め行く」の表現が良いです。
評:(登志子)春の水の柔らかさを感じます。


10  かゆき眼の涙止まらじ余寒かな   弥 生

評:(珠子)ああ花粉症。あと一か月の辛抱ですね。我が親族ではダントツ体のでかい息子だけが花粉症です。花粉の内蔵カップは小さかったらしいです。


11  OPENの巨大広告木の芽張る     珠 子

◎喜和子
〇和子


12  口答えするほど育ち山椒の芽    登志子

◎撫子・雛乃
〇喜和子・和子
評:(雛乃) 子育てとは、こうしたものなのでしょうね。「山椒の芽」の季語が活きてます。
評:(撫子)口答えしているのはお孫さんでしょか、我が子を育てている時には無い余裕を感じます。季語が効いています。
評:(和子)子か孫の成長過程ですかね、うれしいことですね
評:(邦夫)この間までよちよち歩きの甘えん坊だったのに、山椒の芽吹く春になって、生意気に口答えをするようになった。それだけ成長したのだと喜んでいるのだ。


13  軋む木戸猫の恋路の邪魔をする   洋 子

〇登志子・青嵐・和子・雛乃
評:(雛乃) まあ、こんなこともあるのかな、、。
評:(和子)音のしないように直してください、猫だけではないかも。
評:(青嵐)最近頓に猫君はすっかり人気者となり新聞等の句にも盛んにあらわれる様になった。現にこの金曜句会にも二句(22 のどけしや出合い頭の猫の貌)出句されている。いずれを選ぶか迷ったが掲句の上語の語彙に軍配を挙げた。
評(登志子)木戸を挟んで向かい合っているのでしょう 猫のあの声が一層大きくなって大変です。


14  幼子の手を振る春野軍用機     雛 乃

評:(珠子)俳句の文字数の中での「軍用機」は強烈なインパクトがあるので、読む人の評価の分かれるところでしょう。無邪気な幼子と、きな臭い軍用機とを対比させたかった気持ちはよくわかりますが。


15  遠景に菜を引く女雪解川      邦 夫

〇雅子・撫子・弥生・珠子
評:(弥生)近くでなくなぜ遠景なのだろうと思いましたが、雪解けの水が遠くから流れてくる様が見えます。その道の遥か先に菜を売る女性が見えたのでしょう。
評:(撫子)まだ色彩の乏しい中に人の気配、墨絵のような世界です。
評:(雅子)田舎の景色を思い起こさせる。頬かむりをしている女だろう。
評:(珠子)「男」同様、こういう「女」という使い方は好きではありませんが、老婆はもっともっと嫌いだし。情景は静かで美しいです。ふるさとの景。


16  ある池に蝌蚪の流転の始まりぬ   撫 子

〇喜和子
評:(珠子)魚に食べられたり共食いされたり、一匹が何千という卵を産むということは、そのほとんどが蛙になれないということの証明でもあり、確かに流転ではありますが、オタマジャクシに流転は大げさかなと思いました。


17  うららかや膝のはみ出すミニ列車  喜和子

◎青嵐
〇雅子・登志子・洋子・珠子・雛乃
評:(青嵐)遊園地の走るミニ列車に乗っているのでしょう。作者自身かまたは乗っている女性を詠んでいるのか?何れにしても捉え方が良いですね。
評:(登志子)遊園地の風景ですね パパと一緒に乗っている子供の嬉しそうな顔が目に浮かびます。
評:(雅子)温かくなって各地の遊園地に行くと多くの親子連れが楽しんでいる。膝がはみだしていてもミニ列車はすごい勢いで走り出す。たくさんの歓声が聞こえる元気な句である。
評:(珠子)春の日の平和な景・いつまでも大切にしたい景です。中七にその気持ちがぎゅっと詰まっています。
評:(雛乃) 可愛らしい光景です。幸せの薫り一杯ですね。


18  春暁や湯舟に月が仄仄と      青 嵐

〇雅子
評:(雅子)詩的であり、絵になり、写真になる。肌が見えますね。


19  草萌ゆる一歩一歩の足慣らし    弥 生

◎珠子
○邦夫・撫子・青嵐・喜和子・洋子・和子
評:(珠子)私のことかと思いました!あの怪我から半年たちました。おかげさまで元気になりましたが、またいつか転ぶかもしれないという恐怖はいつもあります。が、歩きましょう!
評:(和子)子供にとっては新たな一歩、老いては本当に一歩一歩が大事、この年になりしみじみ感じます歩けることのありがたさ。
評:(洋子)リハビリでしょうか、早くあるけるようになると良いですね。
評:(撫子)一度痛めてしまうと元に戻すのは大変、「一歩一歩」に実感があります。
評:(邦夫)草萌ゆる春になって、術後のリハビリに好適な季節となった。外に出て一歩一歩確かめるように足を運ぶとき、よい季節になったという気持ちと自分の心の中に湧き起こる希望とが弾んだ気持ちにしてくれるのだ。
評:(青嵐)私も暖かくなった日には歩く様にしている。山仲間からも低き山歩きをと言ってきているので・・・・。


20  かさかさと背にさわぐ風竹の秋   雅 子

○邦夫・珠子
評:(邦夫)背後の竹藪で風に鳴る竹の葉のさざめきが聞こえた。振り返って見ると、竹の葉が色づいて黄ばんでいる。「かさかさと背にさわぐ風」は巧い表現である。
評:(珠子)竹の葉擦れの音を「背」に騒がせたのがいいですね。


21  雛出さず盛り上がってる雛の日   和 子

評:(邦夫)わが家もいつからか雛を飾らなくなった。もう家の中に存在していないと思う。日本の家庭では、祝日の意味と関わりなくご馳走をたべたりして盛り上がることが多い。節句もキリスト教の祝祭日も、昔流行った「三月はひな祭りだ。酒が飲めるよ。…」の歌のように、いろいろ理由付けして騒いだりする。「雛出さず」は「雛無くて」とも言えるようだ。


22  のどけしや出合い頭の猫の貌    珠 子

◎邦夫・弥生
評:(弥生)経験があります。自分も驚きましたが猫もびっくりしていました。猫のびっくり貌も面白いですよ。
評:(邦夫)のどかな一日、ふらっと外へ出たら出会い頭に猫と出くわした。一瞬驚いたように立ち止まる猫の顔を見て、こちらも一瞬訳もなく驚いたのだ。なんでもない出来事なのに、のどかな春の日のことで、とてつもない感動的な出来事のように感じられたのだ。俳句という詩形は、こんなことも詩因になるのだということである。
 

吟行案内

 投稿者:こがめ  投稿日:2018年 3月20日(火)10時22分25秒
  3月24日(第四土曜日)

吟行場所  上野方面

集合場所 時刻  松戸駅(京成からJRに行く改札口) 10:00

4月1日 (第一日曜日)

吟行場所 北総花の丘公園

集合場所 時刻 公園内の駐車場 10:00
 

162回3月金曜句会投句一覧

 投稿者:珠子  投稿日:2018年 3月13日(火)21時50分55秒
編集済
  大変お待たせいたしました。
選句をおねがいいたします。
3月20日(火) 選句締切
◎1 〇4

1  参拝の荷物預ける桜餅
2  ログインの手順浅利は潮を吐く
3  東風湧いて駅に西口東口
4  啓蟄や重機の崩す瓦礫山
5  老幹の紅白の梅競い合う
6  撫でる子にすり寄る小山羊春の昼
7  病院へ長きスロープ木の芽張る
8  朝寝して嘘の言い訳電話口
9  やわらかに水絡め行く春の鴨
10 かゆき眼の涙止まらじ余寒かな
11 OPENの巨大広告木の芽張る
12 口答えするほど育ち山椒の芽
13 軋む木戸猫の恋路の邪魔をする
14 幼子の手を振る春野軍用機
15 遠景に菜を引く女雪解川
16 ある池に蝌蚪の流転の始まりぬ
17 うららかや膝のはみ出すミニ列車
18 春暁や湯舟に月が仄仄と
19 草萌ゆる一歩一歩の足慣らし
20 かさかさと背にさわぐ風竹の秋
21 雛出さず盛り上がってる雛の日
22 のどけしや出合い頭の猫の貌
 

3月句会案内

 投稿者:珠子  投稿日:2018年 2月27日(火)22時01分42秒
  3月 4日  吟行 アンデルセン公園 10:00集合

3月 9日  花林檎俳句会投句締切
       兼題「芽」

      金曜句会投句締切

3月13日  花林檎俳句会

3月17日  麦船橋句会 13:00~

3月24日  吟行予定  場所後日連絡
 

レンタル掲示板
/58